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18歳で親元を離れて自衛隊学生と成り、当時何となく世情のキナ臭さを感じつつも訓練に勤しんでいたが、憲法改正によって自衛隊は国防軍と名称を変更。学生だった俺たちにはまさに晴天の霹靂。今思えば開戦前夜の政治的な下準備の一つだったというところか?
まあ深海軍についてまだ情報が未公開だったせいもあって世論の紛糾ぶりは凄かった記憶があるな。
内容に大した違いは無いのだが自衛隊員から国防軍兵士となった俺たちへの、一般民衆やらソレを煽るマスコミからの風当たりは激しかったような気がする。
気がする、という含みのある言い方だが、国内から受けるバッシングなんてギャン泣きする赤ん坊と同じで、煩いながらも大して害もない可愛いもだ。
だからそんなに記憶していない、忘れてしまった。
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