未定

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「って事は…実力を下げはするけど、才能を吸い取っては無い…って事だよね?」 「そうね、少しの間休息として精神鍛錬をすれば…多分元どおりに戦えるようになると思うわ」 「…そうですか…良かった、僕は…みんなの才能を奪っては無かった…」 ショコラの確認にリザリーが頷くと少年は安堵の息を吐いて不安が払拭されたような様子を見せる。 「…意外だね、死神一族はみんなお兄さんみたいに力にしか興味ないと思ってたんだけど…」 「…コレで、遠慮なく暇つぶ…組手が出来るようになります。ありがとうございました」 驚いたようにマキナが呟くも結局死神一族の本質は変わらないらしい。 「…性格は違えど、戦いが好きな所は血筋らしいな」 「私達も人の事言えないけどねー」 「おい、まさかその中に俺は混じってないだろうな?」 少年が頭を下げてお礼を言うとエルーが苦笑いしながら呟くのにショコラがツッコミ、その言葉に更に俺がツッコむ。
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