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…こんな戦闘大好きな奴らと一緒にされたくないんだが。
「あはは!」
「否定しろよ!俺はお前らと違うからな!」
否定も肯定もせずに笑うショコラに俺は、断じて戦闘狂ではない…と力強く否定した。
「まあ確かに私達とは違うタイプね」
「あんな楽しい戦いを楽しめないなんて…可哀想に…」
「あんな痛くて面倒なのの何が楽しいか是非とも教えて欲しいものだね」
リザリーは頷くもマキナが憐れむような目で見ながら呟くので皮肉で返す。
「えー?刺激的じゃん、勝つか負けるかの真剣勝負!」
「…お前らマゾじゃねぇ?」
「痛みなんて慣れでしょ?」
「そもそもあんたは私達以上に痛みに鈍いでしょうが」
ショコラが拳を突き出して殴るかのようなポーズで告げるので、心底理解出来ない…って感じで聞くと良く分からない言葉が返って来る。
…たとえ痛みに慣れて、痛みに鈍くなったとしても…
痛くても大丈夫!とはならないんだけどな…
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