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神はただ一人神に従順なノアに言いました。
「巨大な箱舟を造りなさい。そして、あなたの家族とあらゆる動物を2頭(オスとメス)連れて箱舟に避難しなさい。」
ノアが箱舟に移ってから7日後に洪水が始まり、水は40日間地上を覆いました。
箱舟に避難したノア一族と動物以外は全て滅び、150日後には水が減り始め、箱舟はトルコ東部にあるアララト山に漂着しました。
ノアは舟の窓からカラスを放しました。カラスは地上の水が乾くのを待って出たり入ったりしました。
しばらくして今度は鳩を放しました。鳩はオリーブの葉をくわえて戻り、地上から水がひいたことを知らせたのです。
ノアたちは箱舟から出て、祭壇を作り神に生贄を捧げました。神はそれを認め、2度と生き物を滅ぼさないと約束したのです。そして、その契約のしるしとして大きな虹をかけたそう。
ちなみに、[洗礼]という儀がありますよね。
洪水は神が人間を裁く象徴であり、ノアの洪水の物語が洗礼の儀式へと発展したそうです。
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