八卦

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事物のバランスを考えない、ありのままを「太極」と言います。○で表現しましょう。 ①の図を見てわかるように、事物のバランスを最も簡単に分割する単位は陰と陽ですね。 陰と陽だけの最も簡単な単位を「両儀」と呼びます。太極図からさらに簡略化した、爻(こう)と呼ばれる記号で表現します。 --を陰、─を陽と表現する方法が古来より使われています。 --陰、─陽の爻を上下に重ねると、 陽と陽、陽と陰、陰と陽、陰と陰 この4つの組み合わせになります。 太極図を4等分した時の各位置を、「四象」と呼びます。つまり、③の図の事ですね。 --陰─陽の爻を二段重ねにしたのですから、三段重ねにしても、良いでしょう。 これなら、2の3乗で、8通りの組み合わせが作れますね。④の図をみると五行以外の部分は空白になっていますね。 これを説明するために八卦がいるんですよ。 古代中国人は、この八卦に漢字で名前をつけました。 乾(けん) 兌(だ) 離(り) 震(しん) 巽(そん) 坎(かん) 艮(ごん) 坤(こん) ⑤を穴埋めすると下記の図となります。image=512525946.jpg
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