03 俺と幼馴染の旧友は俺が犯罪者に見えるらしい

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そう、朝俺を起こした時から彼女は、胸元に大きく「ほりい ここあ」と記された紺色の全身水着、詰まりスクール水着を着込んでいた。 「お前の発想に驚嘆するわ。大体スタイルも薬のせいで台無しだしなぁ・・・」 「小学生女児のスク水姿を舐め回す様に視姦し、(あまつさ)えセクハラ行為にまで及ぶというの!?」 「瞠目しろっつったのお前だし、他人の家押し入ってスク水姿晒してるお前の方が500倍セクハラだからな?」 「仮に第三者がこの状況を見ていたとして、同じ言い訳が通用するかしら?」 「いやまあしないだろうけどさ・・・」 一人暮らしの男性の家に幼女が3人、しかもうち1人はスク水などという状況、無条件で敗訴である。 ただまあこの家を訪ねる奴なんて、それこそ昨日来たクロネコヤマトくらいのもんだろう。第三者に見られる確率は0に近似出来るはずだ。 あ、いや1人居るな。うちに来るかもしれない奴。後で連絡を入れて先に事情を説明するべきかもしれない。 その時「ガチャ」と、 ドアが開く音がした。 ・・・しまった。この思考自体がフラグだったか。 などととメタ的な思考を巡らすうちに奴は不遜に家の中へ入ってくる。毎度の事だがインターホンくらい押せねえのか。 「よお柚子!暇か?遊ぼう・・・ぜ・・・」 部屋の状況を認識するにつれ、声が尻すぼみになっていく。 「・・・」     
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