01 幼馴染の小学生が俺と同棲したいらしい

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「ねえっ!」 どこかで聞き覚えのある声が聞こえた。 なんか・・・下の方から・・・ 「?」 「こっち!」 「は?」 俺の足元を見ると、小学校時代から付き合いのある友人の姿が見えた気がした。 いや、そいつで間違いないのだ。なにせ俺の目の前に居る髪を後ろで一纏めにした、快活な笑顔を浮かべる華奢な体躯のそいつは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()なのだから。 「・・・やっぱり疲れてんだな。でも俺、ロリコンだったのか。ちょっとショックだ」 ぶつぶつ言いながら(なお)もドアを閉めようとする俺の背中に彼女お得意の回し蹴りがクリティカルヒットして、俺は玄関のフローリングに(したた)かに顎をぶつけた。 「っ!!」 「現実よ」 「だっ、大丈夫ですかっ!?」 彼女の友達だろうか、横から見知らぬ小学生が顔を出す。 「大丈夫よ!」 なんでお前が自信満々にそう応えるんだ・・・     
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