八月十四日

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八月十四日

この日僕は友人のマコトと盆踊りへ行くことになっていたんだ 僕はマコトよりひと足早く盆踊りへついていた しばらくすると東京音頭が鳴り始めた 盆踊りが始まる するとその音は遠くまで聞こえるのか大勢の人たちがその音につられてやって来た すると知っているおばさんが僕の元へ近づいて来たんだ それはマコトの母さんだ…  「ゴメンねサブ君。マコトったら熱を出しちゃって来られないのよ 」 僕は「えっー」と大声を上げたかったんだ… だけど止めた だってマコトの母さんは僕の母さんではないから   だから「そうなんだ」と言うしかなかった 本当はいっぱいだだをこねたかったんだけど…
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