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そこは土の部屋に鉄格子がはまっていた部屋だった。
アーク
「おれはアーク、名前は?」
ラヴィ
「私はラヴィ。その尻尾…。ヒヒ族か? ヒヒ族はおせっかいだから嫌いだ。」
アーク
「そのピョンととがった耳。バニ族だな。珍しい。初めて見たよ。」
ラヴィ
「あんたバカでしょ? 何急に業とに護送車に突っ込んでさ。」
アーク
「それはねーだろ!!元々お前を助けるためにな!」
ラヴィ
「誰が助けてって頼んだのよ!!」
すると、部屋の奥から別の声が聞こえた。
「うるせーな。寝てんだから静かにしてろ。」
と、部屋の奥に横たわってる男の姿があった。
アーク
「え!? あ…。すみません…。」
ラヴィ
「先客がいたのね。」
先客
「ここは三人部屋だ。俺はレイン。よろしくな。ついでにいいこと教えてやるよ。ここの囚人はランダムに選ばれて化け物と対決させられる。」
アーク
「化け物と対決!?」
レイン
「そうだ。しかもムリヤリな。」
ラヴィ
「負けたらどうなるの?」
レイン
「もちろん!死ぬだけさ。」
アーク
「そんな!? 酷過ぎる!」
レイン
「ここの囚人はそれが当たり前さ。」
(コツコツコツ)
警備員が二人やって来た。
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