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「q..weri..po...dlkmenha」
「重ねて悪いが、お前らの言葉わかんねえんだ」
頭を蹴り飛ばす。
壁に打ち付けて、気を失った。
床に転がる男どもをのけて、ベッドの前に立つ。
「んっんー」
猿轡を噛まされ、縄でぐるぐる巻きにされたエリカが軽く跳ねる。
なんかちょっと楽しそうだ。
「な、シャリス。
今度は大丈夫だったろ」
『糞野郎め。
…………よくやった』
__邂逅__
「エリカ、シャリス、テフテッド、ニル。
以上の四体だ」
メガネ野郎が、首輪に繋がれた子供を指さしていく。
全員一律に無表情だった。
そりゃそうか。
「後はお前の好きなようにやれ」
「おいおい、んなこと言われてもな」
「お前が志願した役割だろう」
さて、どうしたもんか。
ガキの相手なんて、久しぶりだ。
メガネが退室したのを確認。
「あー、えっと」
ポケットに手を突っ込む。
……残り少ない俺のお気に入りだが、致し方ない。
机の上で手を広げる。
コトコトと、ちょうど四回音が鳴った。
「飴ちゃん、たべる?」
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