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分岐点
人生には、様々な分岐点がある。
例えば、人生を左右する
「大学に行くか、行かないか」、
「結婚するか、しないか」
また日常の些細な
「商品を買うか、買わないか」、
「もう一つ食べようか、やめようか」などなど色々ある。
私は、その分岐点に直面するたび、良い選択をする力があると自負している。その力で今の地位を得たと言っても過言ではない。
私は、超一流企業の部長まで上り詰めた、そしてその職場であった妻と結婚し娘にも恵まれた。
その娘も今年で高校生。難しい年頃だ。
最近は、仕事が忙しくあまり娘と会話ができていない。
呼びかけても、「ああ」とか「うん」とかしか返してくれない。
そんな娘にプレゼントでも送ろうと出かけた。
店に着くと私は、バッグやアクセサリーや化粧品など色々あったが私は、選択には自信があったのですぐに店の目立つところにあった赤いバックを買った。
そのあと寒かったので一刻も早く家に帰りたくて、人通りの少ない道を急いでいた。
すると、突然背後から襲われて意識を失った。
気を失う直前どこかで嗅いだことのある匂いがした。
目がさめると手足が縛られて椅子に座らされていた、
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