聖なる夜の2人

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その日、俺は俊太郎さんへのプレゼントを買う為に、仕事を調整して、ちょっと遠出して大きなモールに入っているショップに来た。 俺的には俊さんのイメージはポール・スミスなんだけど、彼はブランドには全く興味が無いようで、いつも身につけているものは、質の良さは分かるけれど特にどこかのブランドの物と言う訳では無いようだ。 うーん。俊さんのクリプレ…。 難しいな~、ん~??? 「何か、お探しですか? よろしければお手伝いさせて頂きますが…」 押し付けがましく無い、柔らかな声に思わず振り向くと、ショップの店員らしき女性がニコニコと笑顔を俺に向けていた。 色々と迷ったが彼女の適切なアドバイスのおかげで、無事に俊さんへのプレゼントを買えた。 うん、きっと喜んでもらえる。
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