私、悪く無いもん!

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20分も待った頃、母親が着物姿で来てくれた。そして、 「親の車椅子を子供が押すもんやろ。」 と言う、ネチネチとした嫌味を聞きながら、整形外科へと移動した。 整形外科の先生(八坂一颯:やさかいぶき)は、 「骨には異常が有りませんが、気になることもあるので、入院しましょう。」 と、言うことで、入院が決定。 車椅子ライフして、彼を捕まえるって、ホンマにアホやったって、今更やね。 車椅子に乗っているだけで彼が出来るって、甘い夢やったって、思う。 失敗やったって思うこと、少しずつ話していくね。
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