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「さっきまでの余裕がないな」
「こ、ッな状態で余裕でいれないです」
俺の願いが通じたのか五十嵐先輩は一度手を休めてくれたが、代わりに俺の羞恥心を煽ってくる。
それすら下半身に直結してしまい扱かれている訳でもないのにズクンと脈打つ。
「せ、…ンぱッ………俺、さっき言いましたよね?」
バレバレであろうが、肩で息を整え少しでも平静を装い五十嵐先輩に話しかけた。
「やられっぱ嫌いなんです……だかンッ、はぁ…あ」
せっかく装う努力をしているというのに五十嵐先輩は嫌がらせのように俺のペニスを強弱をつけ握り反応を楽しむ。
それに懸命に耐えつつ伝えたい言葉を紡ぐ。
「俺に、も……先輩ンッの、はぁはぁ……舐めさせて、くだッさ」
想像もしていなかった俺の申し出は五十嵐先輩を相当に驚かせたらしく、手は止まり珍しく先輩の目が大きく見開いた。
自分も同じ事を俺にしたのだから、そこまで驚かなくてもいいではないか。五十嵐先輩の反応に多少の不満を感じ俺は先輩とは逆に目を細めた。
「さすがに同性とセックス初めての奴にフェラ強要する気はねえから、無理しなくていいぞ」
「無理なんてしてないです」
「いや、意地だけで咥えられてもな」
「別に意地でしたいって言ってる訳じゃ、」
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