友情に勝る欲情

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一度自分からしてしまえば歯止めがきかなくなった。 本当に媚薬効果があるのかと疑いたくなる。 バードキスを何度か繰り返すと最初は驚いて固かった上岡の唇も俺を受け入れてくれた。 お互い後の事など考えず、ただただ目の前の相手を貪る。 深くなるキス。 上岡の回された腕が自身が整えた着物を乱す。 同じように俺も上岡の着物を剥いだ。 「んっ」 「はぁッ……陽介、腰揺らすッン」 無意識に動いていた腰の下で上岡のモノが更に膨らんでいた。互いのモノがスレて俺も小さく反応している。 快楽に頭が弱くなっている俺は、止められた事が不服で上岡の唇を再び塞いだ。 Trrrrr 興奮で胸の動悸と息遣いが荒くなる中、空気を読まない無機質な着信音が室内の空気を震わせた。 一瞬意識がむくが俺も上岡も電話に出る気はなく晒された火照った肌に指を這わす。 Trrrrr 無駄な肉は一片もなくひき締まった胸板が手に吸い付く。 足の痺れは頭に移動したらしく動けるようになった膝を上岡の足の間へと落とし、主張の激しい上岡のモノをぐりぐりと刺激する。 Trrrrr びくりと身体を震わす上岡が可愛い。 友人である上岡に愛おしさを感じ、禁忌感に血が騒いだ。 Trrrrrrrrrr………
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