第1章

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でいたそうで、デッキに出たら組長がいなかったので、付近を捜したが見つからなかったと言ったそうです、外傷がなかたので事故死としたそうなの、警察はヤクザの内々の事なので、 本気で調べなかたのですよ、 その時一緒にいたのが木村でもう1人はその後大牟田のヤクザと喧嘩して殺されて、結局は鬼頭が二代目をついだのですと言ったのです、鬼頭が組員を抱きこみ組長を殺害して、もう1人、 も口封じで殺したのですかね、それで木村を若頭に引き上げたわけだ、その証拠を立花刑事が掴んだので殺されたんだなと頷いたのです、ありがとう御座いました、大変役に立ちましたと、 言うと、 まるで刑事みたいと笑うので、鬼頭を困らせる方法はつるんでいる台湾マフイアと仲たがいさせて、死人が出れば殺人教唆で懲役にできるなと言うと、ほんとうにやるつもりなのと聞くの、 で、騒ぎを起こさせれば警察もほうっておくわけにはいかなくなりますよ、立花刑事の残した手帳に幾つかの緯度と経度の数字がありましたが、多分ひき逃げ場所と組長が殺害された場所、 だと思います、 もう一箇所は東京の晴海埠頭でしたが、当時から神流会に関係ある建物があるのかもしれません、組事務所に拳銃や刀を置くと警察の手入れに見つかる恐れががあるので、武器隠し倉庫か、     
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