第1章

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のです、お爺ちゃんがさつそく晴海のその緯度と経度の位置あたりの、倉庫の持ち主を調べてみよう、これは楽しくなってきたぞと笑ったのです、しかし警察はその手帳を見たんだろう、 なぜ調べなかったんだと久保が言うので、 国会議員あたりから圧力でもかかたんだと思います、当時大阪地検の特捜部が福岡選出の黒田議員をマークしていたみたいですが、これもうやむやになっています、当時の幹事長あたりの、 圧力ではないですか、今の総理ですよと言うと、久保がおい、おい、総理を敵に回すのかと言うので、いや、総理の手で神流会を潰してもらうと言う手もあります、過去をほじくり出さ、 ないように、 総理は神流会を解散させてトカゲの尻尾を切りますよ、いくらなんでも総理をスキャンダルに巻き込むわけには行かないですよと言うと、手心も心得ていると言うわけか、恐れいったよ、 と久保と池中が笑い、先生の若い時そつくりですねと笑うと、お爺ちゃんが僕はこんなに過激ではなかったぞと言うと、そんな事はありませんよと久保が言って、もう時効だからいいで、 しょう、
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