第1章

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青春の群像(第2部)53 翌日夕方に美樹の家に行くとお母さんが美樹は部活で横浜の外人クラブに行っているのよと言うので、今日はお爺ちゃんに用事があって来たのですと言うと、離れにいるわよと言うの、 で家に入るとお婆さんが居間に案内したのです、お爺ちゃんがおう来たかと言って1人の男を、この人は警視庁の篠田刑事だ、今回の事を久保君が久保田刑事局長にはなしてくれて、 特別に捜査員として貼り付けくれたんだよと言ったのです、 篠田ですと名刺をだして、お尋ねの件を調べましたと、当時の調書を差し出し、殉職した立花刑事を射殺した銃はトカレフだそうです、玉が現場から発見されて、線状痕は残っています、 が使われた拳銃は発見されていません、鬼頭、木村も事情聴衆をうけていますが、いずれもアリバイがあったそうです、どこかの殺し屋にやらせたのでしょう、動機は立花刑事が麻薬、 密売の上がりが政治家に流れた事を、 掴まれたので殺害されたのではないかと思われます、又昭和18年のひき逃げ事件については、当時博多税関の職員であった草柳健一が事故にあっていますが、この時も密輸入がからんで、     
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