当たり前にあった背中のぬくもり…

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クリスマスにプレゼントを渡す ずいぶん前に準備してた大きな袋 喜ばない彼 包みも開けようとしない… 追加であなたから離れるというプレゼントをした よりによってクリスマスに… いつかは離れないといけない 分かってた… 当たり前に一緒に寝ていた家 いつも優しく抱きしめてくれる手 ケンカしてもあたる背中の温かさ… 今までたくさんのぬくもりを あなたから貰った だから、彼が欲しいものをあげた 私からの自由… プレゼントなんて何もなくていい… 私はそのぬくもりがあれば良かった やっぱり幸せだな…と呟ける あなたの側に本当はいたかった それでも私のお腹に あなたのぬくもりが残っているから 私はこの子のぬくもりで これからきっと… もっと温まれる…
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