0人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうだねー。ちょうどコンビニの前だし、全部ここで買っちゃおうか?」
コンビニに入るとクリスマスの色、一色で飾りつけや物がたくさん置いてあった。さっきの白い髪の青年はレジで他のお客の会計をしている。
山田とマーリン、ミカミは『ピロポンポンポンポ~ン♪』という音と共になかに入り小さく「お~」と感嘆した。その後、三人で見つめあい……全員。キリッとする!
「カミくん!まーちゃん!。ミッション…スタートッ!!」
山田の合図で二人は一斉に走りだし違う方向に向かう。
対照的に山田は通常通りに近くのかごをとり、家に足りないものやパーティーで使いそうなものなどをもともとのルフェさんのお使いと共にかごの中に入れていった。
「あ…これ切れてた気がする。買っちゃおっかな。」
ポトッ…。
左手でゆるめに持っていたかごに何かが入ったような音がする。かごを見るとミカミが嬉しそうに綺麗なオレンジのにんじんを、両手いっぱいに持っていた。
「カミくん…笑。こんなにいらないよ?笑。あと四つくらいだけ貰って、あとは返してきて?」
「え…そうなのぉ?!。あ…でもでも…!。サンタさんのトナカイさんが欲しいかもっ!!」
最初のコメントを投稿しよう!