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あー…ピーマンを食べれるように頑張ってたもんね。でも、僕が試行錯誤するから問題ないよ。もう『最強の主婦への道!好き嫌い無くすぜファイヤー!』って本買ったし。
「あ…あたしも!この前…にんじん食べたくなかったから、魔法でお肉に変えておにちゃんの所に入れちゃった…。」
どうりでかてぇ肉だと思ったわ。カレーのはずなのになんかゴマだれドレッシングの風味があったし。ついに僕の料理がメガ進化したのかと思ったよ。
二人はサンタが自分達には来ないと思ってるようでかなり…そう…もうかなり!悲しんでいた。
実際はプレゼントは大屋さん兼サンタさんでもある『山田さん』がもう用意してあるわけなのだが。あまりそれを言っても意味は無さそうだった。
ガチャ。
「あ、おにちゃん。」
「ちょ…ルフェさん。わかったんですか?」
言ってもダメなら…やっぱあの作戦だ。作戦『D・S』!
僕が扉を開けリビングに入るとそれと同時に落ち込んでた二人が起き上がった。一緒に出てきた山田さんはまだ二人が落ち込んでる理由がわかっていない。
……。
「ちゅう~も~~くっ!!!(注目)」
少しの時間を空け二人を見つめたあと胸を張って言う。
「おにちゃんどうしたのー?!」
「おにちゃんがなんか始めた!!」
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