雪の花

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 次の日見るとケーキはなかった。  「!」  (届いたかな…)    賑わう園内。ふとその中にあいつのしっぽを見た気がした。   『雪の花は私の毛の分身。いつでもあなたの側に』  通り過ぎるひとの風に乗って声が聞こえた。  僕は思わず微笑んだ。  「これからもよろしく。」
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