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「ローションあれば、もっと楽なんだろうけど。少し痛いかも。ごめんね」
胡坐をかいた姿勢の凌介と、その腰に両脚を開いて挟んでいる晶の姿勢。
まるで、最初から性交を読んでいたかのような体勢だ。
(まさか、この純情な子が誘ったわけじゃないよな)
偶然だ、と気軽に凌介は考え、晶の柔襞を手で押し広げた。
「自分で、挿れられる?」
「や、やってみます。
さらに体を密着させ、そろそろと腰を落としてくる晶の顔は赤く染まり、羞恥の色が見える。
都会の遊び慣れた男たちばかり相手にしてきた凌介の眼には、それがひどく新鮮に映った。
「可愛いよ、晶」
つぷ、と凌介の先端が晶に潜った。
「良く、頑張ったね」
あとは凌介が腰を進め、深々とその杭を晶の体内に埋めていった。
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