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あんなに冷たかった自分の体が、嘘のようだ。
凍り付きそうだった凌介の体は、いまや火照るほど熱い。
「あぁあ! 凌介さんッ! 僕、また。またぁッ!」
「またイキます、って? 案外スケベな体してるんだね、晶」
二人の接合部は、すでに晶の放精でぐちゃぐちゃに濡れている。
その粘っこい水音が、凌介が腰をやるたびにぐちゅんぐちゅんと鳴る。
「そろそろ、俺もなんだけど。中出ししてもいい?
「あ、あぁんッ! はぁ、はぁ、あぁあん!」
すっかり飛んでしまっている晶の姿に、これは合意と凌介はひとりで納得した。
「出すよ、いいね」
「凌介さん、早くぅッ!」
物欲しそうな、晶の声。
ぞくぞくするほど、そそる。
凌介は舌で唇を舐めると、深く強く貫いた。
「一番奥まで、届けてやるよッ!」
「あぁ、あ。ヤだ、そんな奥まで……あぁああ!」
熱い凌介の淫液が、晶の体内を襲った。
強く、長く射精する凌介にしがみつき、晶は歓喜に震えた。
「あぁあ、あぁ。ん、あ。はぁあ!」
ふう、と凌介は息をつき、余韻に浸った。
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