パーティーメンバーその① 剣士ぽんこつの人物設定

1/1
前へ
/23ページ
次へ

パーティーメンバーその① 剣士ぽんこつの人物設定

 小人類の村で生まれ育った『いか ぽんこつ』。  理由は不明だが、別の国の小人類だった母が身重の状態でこの村に流れ着き、ひっそりと彼を出産。  この村ではきょうだい十人前後の大家族が一般的で、母一人子一人というのは珍しい。  小人類ではあるが、ぽんこつは新人類(世間的に認知されている『ヒト』の事)でも高身長の部類に入る六尺以上成長したことで、周囲から気味悪がられる存在となってしまう(小人類の平均身長は三尺半ほどであるため)。  母は彼が未成年のうちに病死、一人になってからは周囲に認められたくて誰よりも勤勉な青年に成長し、少しずつ彼の事を認めてくれる者も出始めていた。  ところがそれも長くは続かず、村を治める教会の司祭様が代替わりした事で村を追い出されてしまう。理由は六尺越えの(ここでは大宝律令小尺を採用:約29.68センチ)身長のせいで、この村では呪いの人種とされている『巨人類』との混血であるという触れが回ってしまっていた。  ぽんこつはまず隣町に向かい、ギルドという所で冒険者登録をする。村では体格を生かして用心棒役をしており、初期クラス程度のクエストは難なくこなせていた。  そこでギルドマスターとして有名なアレキサンドルという名の王都出身の剣豪と知り合い、彼の元で剣術修行をする。  その甲斐あってマスターの一歩手前であるエキスパートクラスにまで成長した。このクラスになれば単独行動でも十分世界を回れると太鼓判をもらい、アレキサンドルとはここでお別れ。  ・基本「ですます」調で話す  ・主人公設定だが地味  ・性格はいたって温和  ・武器はロングソード  ・荷物の殆どがお菓子で占めている  ・何気にイケメン      
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加