キャンパスの片隅で、恋。

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君の閉じた瞼があまりに綺麗だから どうしようかと思う 眠りについたままの君のそれに触れて キスしてしまおうか 誰がキスしたかわからないように そっとそっと 目覚めても 君には永遠にわからないね 片想いのキスって そんなもの 君は幸せそうに微笑んで きっと彼女の夢を見てる その唇にだけは 触れてはいけないんだってわかってる だから 瞼に触れたいんだ せめて
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