1人が本棚に入れています
本棚に追加
普通働けないと生活出来ないし慌てると思う。でも夫がそこまで慌てないのには理由があった。
バイ────ン!!
「マサ、カナ(あたしの名前)ちゃん今日はそこまで来たから美味しいケーキ買ってきたの♪」
「お袋!まじ!?サンキュー」
「サツキさん(姑)ありがとうございます♪ではお皿とフォークの準備しますね」
「ありがとう。お願いするわ」
サツキさんがほぼ毎日のように来て
「ほら、お金ほんともう早く働きなさいよ?カナちゃんばかり負担かけちゃだめよ?」
「分かってるって♪」
こそこそ話してるつもりらしいがケーキのお皿準備しながらでも充分聞こえますからね。
本気で働かすつもりならあたしならお小遣いあげないけどな。しかも二万って、今日はまたずいぶんと額が大きいですな。
「ケーキ準備出来ました」
「ありがとう。で、カナちゃんは今日も夜仕事行くの?」
夫が働かなくなってあたしはキャバクラの仕事をしてた。
最初のコメントを投稿しよう!