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「じゃ、カナちゃん仕事頑張ってね」
「はい、サツキさん毎回ありがとうございます」
「お袋またなー」
しばらくしてサツキさんは帰って行った。
「もうそろそろ時間か…カナ行くぞ」
気がつくと夕方で出勤時間間近だった。
「ほんとだ!」
出勤する時も車の送迎をしてもらうことでやっと許されてる。あまり深く考えてなかったが今になればこれも束縛だったのかと思う。
車に乗ってしばらくして夜ネオンが多くて明るいこの街に到着した。
出勤のたびにパチヤの仕事決まってから戻ってくることはないと思ってたのにと思う。
「じゃ、いつもお迎えありがとうねマサ」
「カナ!」
車から出る前に熱い濃厚なキス。
嬉しくはあるがお客様に見られないかと毎回ヒヤヒヤする。
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