捜す

67/70
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/333ページ
――― ――・・ 夢を見ていた。 真っ白な部屋で、壬言さんが2人いた。 眞言さんではなく。 2人とも壬言さんだ。 傍らで静かに微笑む壬言さんと、無言で優しく包み込んでくれる壬言さん。 ほんわかと、幸せだった。 ふっと顔を近づけ、なにか言うと、離れてどこかに行ってしまった。 「待って!行かないで!」 はっと目が覚めた。 自分の部屋で寝ていた。
/333ページ

最初のコメントを投稿しよう!