新しい恋

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私の名前は橘らん。彼女と出会ったのは今から3年ほど前のことだ。あの日はとても風が強くどしゃ降りの日でした...。傘を忘れ、びしょ濡れになってしまった私の前に突然彼女が現れました。彼女は、心配そうな顔をして大丈夫ですか?と私にきいた。その問いに私は大丈夫です。と答えようとしたが私は言葉をのみこんでしまった。私は驚いていた。彼女は私にそっくりな女性だった。瓜二つだ。驚いていた私に彼女は言った、大丈夫ですか?暖かいところでお茶しませんか?と。彼女とは、すごく気があって意気投合した。 気づけば友達以上の関係になっていた。こんな恋もわるくないかな...。次の日目を覚ますと私は鏡の前に立っていた。私はふと思った。私、もしかして自分に恋してたの?と。私が愛していたのは、家族でも友達でも恋人でもなくて...自分自身だったんだ。
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