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「もちろん」
「うわぁそうなんだ。どんまい。可哀相に」
「鮎原、代わりに慰めてよ」
「えー無理でしょ」
ズバズバ言う鮎原さんに鎌堂は涙目で笑っており、バックミラーで後ろの様子を伺っていると、鮎原さんと目が合って凄い勢いで首を振られた。
「でも違う、仲良いからって、鎌堂君とどうこうとかこの先ないから。一君変な解釈しないで」
「俺、そんなこと思ってるように見えた……?」
「うん、鎌堂君は、絶対ないから」
「そう何度もないないって言うなよ。自信喪失するじゃん」
賑やかだな。隣を見ると、驛さんも会話を聞きながらニコニコしていたから、自分もまた自然と笑みが零れた。
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