第一章 『12月、雪、再会』

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 公園を通り過ぎ、目的のお店らしい駐車場に着くとまだ八時にはなっておらず、集合は七時半だったから、思っていたよりも早めに着くことができた。  橙色の照明が沢山釣り下がっている店内に入り、予約者の鮎ちゃんの名前を告げると、奥の部屋へと案内された。 「遅れて、ごめんなさい」  言いながら襖を開けると、中央に仕切りがある右奥側の端に鮎ちゃんが座っており、私に気付いてパァッと笑顔で手招きをしてきた。
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