Day3 襲来、センパイでも同級生!?

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「見たいよ、信じるって言ったばっかだし、壊斗だけそういうのズルいと思うんですけど!」 「お前はオレに今以上に危ない橋を渡らせる気か?」 「そういうこと!レイカちゃんって、優しそうだから友達になってあげたい。」 「…そう言われてもだなぁ。」 この後壊斗は‘そのうちな’と軽はずみに答えてしまったがためにレイカ、唯から‘いつ結んでくれるの?’と授業が終わる度に問い詰められた。 ―その後、昼放課、屋上― 壊斗は海神(わだつみ)と名乗るクラスメイトに呼ばれ、屋上に来ていた。 「なぁ、虎島君。お前さんさぁ、幻獣と契約しとるやろ?」 「!?…なんで知ってるんだよ!」 「今朝言っとったやろ、八鳥さんとの会話の中で。」 「で、何か悪いかコラァ!」 バシッ 壊斗は海神に殴りかかったが、海神は壊斗の渾身の右ストレートを軽く受け止めた。 「お前さんと契約しとる幻獣ってユニコーンか?」 「そうだけどよぉ…一体なんでそこまで聞いてくるんだよ!」 「そうなんか。じゃ…大人しくしてくれ。」 ドカッ 「がはっ…」 海神は左手で壊斗の腹を殴り付け、その場に倒した。 (悪いなぁ、虎島君。これはオレに与えられた任務なんよ。) その後海神はレイカを教室から連れ出し、多目的教室へと向かった。 ―その後、一年生多目的教室― 『ど、どうしてワタシのことを知ってるの?どうして契約してるって分かったの?』 「そっか…レイカちゃんは幻獣やったな。だったら…」 『そ、その姿…』 海神は青い光に包まれ、幻海竜リバイアサンへと姿を変えた。 『こっちの方が馴染み深いやろ?』 『どうしてリバイアサン様がここに?』 『お知らせをしに来たんや。レイカちゃんの今後に深~く関わることや。』 『ワタシの…今後?』 『今、幻獣界では“人間と幻獣は交わったらあかん”っていうお触書が作られつつあるんや。』 『そんな…なんで?』
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