Day2 授業、騒動マジ大変

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「今から言うことは、全部ホントの話だ。中二病だって思うかもしれないが、聞いてほしい。」 『いいの、さっきまであんなにワタシのこと話すの反対してたのに!』 「オレらのためだ…仕方ねぇだろ。」 「言って。私は壊斗の…幼なじみだから。」 「…幻獣っていう普通の人には見えないものと契約をした。なんでオレに見えるようになったのかは分かんねぇ、でも見えたんだ。現に…今、オレの横にいる!」 『…』 「だからって、どうして黙ってたの?LINEの連絡先交換したんだから、少しは相談してよ!壊斗の身に何かあったら嫌なの!」 唯の目には少しばかり涙が浮かんでいた。怒りとショックで出た涙だった。 「唯…マジでゴメン、この通りだっ!」 壊斗は自分のしたことの重さを理解した上で土下座した。 「…そこまでしないでよ、バカ。それで、その幻獣って、どうすれば私にも見えるの?」 「知るかバ~カ。」 『ワタシはここにいるよ!耳を澄ましてみて~!』 しかし、レイカの声は唯の耳には聞こえなかった。 「やっぱり、私には聞こえないや。でも、壊斗って昔からウソついてもすぐバレるようなやつだし、今回だけは…この件だけは信じてあげる。」 「…ありがとな、唯!ほら、オマエも頭下げろ、レイカ!」 『え~と、ありがとう!』 (なんか色々面倒なことが起きちまったけど、結果的には丸く収まったわけだし、これはこれでよしとするか…) ―とあるビルの屋上― ビルの屋上には青い服を着た少年と赤い服を着て、王冠を被ってる少年が立っていた。 『バハっちゃんに呼ばれて来てみたものの…ここええとこや~ん♪後は川、湖に海、コンペイトウとたこ焼きがありゃもうええわ。』 『バカか、オレはこの世界に逃げたユニコーンを探せと言ってんだ!』 『カンコウってやつよ。なぁええやろ?バハっちゃん?』 『リバイアサン、任務さえこなしてくれるなら、好きにしろ。後、バハムートと呼べ!』 『おカタイなぁ、バハっちゃんは。』
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