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茜を見送ると、昇は
「さて、お子様はどんなご様子かな?」
桐の箱を撫でる。
念のため、もう一つ貼っておくかな…
茜は昇の結界をすり抜けられる。
昇がパンっと両手を合わせると、ブワッと何かが駆け抜けた。
これで良し!
この結界からはお子様の力が漏れることはない。
昇は桐の箱を撫でながら
「お子様、今から箱を開けます。暴れたりするとお怪我をされるかもしれません。まずは私とお話しさせていただきたいのでよろしいですか?」
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