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どうやら茜に飛ばされて、ショックを受けたようだ。自分より下のものと高を括っていたのだろう。いくら力が上でも経験が違うのだから、勝てるわけがない。
テーブルの上でフルフルと震えているお子様だが、怖いのではなく、悔しくて震えているようだ。
「のと様、この子は何なの!
お行儀が悪過ぎ!お仕置きが必要よ!」
茜はご立腹だ。
「まぁ、茜。お子様は来たばかりだから…今から話し合いをしましょうね」
茜には少し待ってもらうことにして、お子様に近づく。
「お子様、お話しができないなら、このまま、箱に閉じ込めてしましますが、どうされますか?」
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