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背中に部屋の壁が当たり……
これ以上は下がれないことを示していた。
俺の前に……光さんが腕を組んで仁王立ちする
それから静かに口を開いた。
『………何で、無理やりあんなことをしたんだ』
『別に………むしゃくしゃしてたから。てゆうか……なんで光さんが、』
最後まで言い終わってないのに……
光さんが俺をグイッと抱き上げた。
『ちょ、光さん……?!』
俺を部屋のソファーに乱暴に置いて
『痛ッ………』
それから……雑誌を縛っていた紐をほどき……
俺の腕をほどけないように後ろで結びつける。
『やっめろ………ッ………光さんッ………』
めちゃくちゃにもがいてシャツがはだける。
俺の制服のネクタイをスルッとほどき………
目の上にギュッと結ばれて目隠しをされた。
『………光さんッやめて、おねがッ………』
俺は身の危険を感じて………見えない光さんに懇願する………。
どこに光さんがいるのか、何をされるのか
怖くて………身体が震えた。
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