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「紅茶飲む暇があるんだったらツッコミどころを一緒に捌けマークII![アーク]」
「何言ってるんですか無印。私達の立場としては保護者ですよ?ズズッ…[アークマークII]」
「それもそうだな。ズズッ…[アーク]」
「(毒されてんなぁ…)[アーク、林斗、雷疾、暗徒以外の男性陣]」
「これ美味しいな![レオン]」
…レオンさんはいつまでいるんでしょう。
…木枯林斗サイド
「そうだ!写真撮ろう!」
『…ハァ?』
まさか全員から言われるとは…あ、そうだ。
「これ、みんなの分ね。」
そう言って全員に写真を入れられるアクセサリを渡す。男性陣は髑髏、女性陣にはハートのついたアクセサリだ。何故髑髏かって?よくそこら辺が分からないから。
「よし、みんな並んでー!」
その言葉を合図に、みんなが並ぶ。前からしゃがみ、中腰、普通に直立でだ。流石に人数が多い。僕はカメラを取り出し、時間差で写真が撮られるようにして、みんなの中心に行く。やはり、僕の隣や前は取り合いななっていたが、バステト、ハデス、アスタロトの3人が勝ち取ったらしい。お兄ちゃんはさらっと僕の後ろを陣取っていた。
…
「…何故に…」
こうなった。という述語すら抜けた理由は写真にある。もちろん写真が撮られる一瞬前に左右のハデスとバステトからキスをされ、アスタロトが幸せそうな笑顔で僕に抱っこされ、お兄ちゃんが僕の頭の上に腕を乗せてピースをしていたところが写真に撮られているのも問題なのだが、一番の問題は…
「お、結構良く撮れてるな。」
「ストレート!」
「ゴフゥ!」
いきなり後ろから話しかけてきて、写真にもさらっと写っていた時神4人がいる事だ。
「あら、容赦無い。」
「誰だって後ろから話しかけられたらストレート打ちますよ!」
「…ダーリン、この人達は誰?」
バステト、僕の事をダーリンは可愛いから良いとして、時女神3人に向けるその敵を見るような目線は何でしょうか…
「それはな、林斗。」
「当たり前のごとく僕の思考を読まないでください。」
「なあに、三つ子だから弟の思考の予想は簡単なのさ。んで、威嚇するような目線を、アスタロトとハデスとバステトが特に強く威嚇するような目線を向けているのは、お前が他の人にとられるかもしれないからだよ。さっきあっただろ?好感度爆上げイベント。それが原因でこうなったんだよ。だよな?ウルド。」
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