ガリレオ登場

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ガリレオ登場

ガタン!ガシャーーーン!! カンカンカンカン! 激しい物音によって、ハーフタイムも鳥たちの平和も破られた。 ガリレオ「ごちゃごちゃ言ってんじゃないよ!」 しびれを切らしたガリレオが、戦いのゴングを鳴したのだ!! 辺りを眺め回し、鰹節の臭いを嗅ぎ付けると、食器棚の上に飛び乗った。そこにある小物入れや、なんやかんやをすべて叩き落とす。 バサバサバサ!!ビビビビ!! 鳥たちは、ようやく その音でガリレオの存在に気づく。 そこは飼い鳥の呑気さだろう。 バニラ「なに?すごい音がしたよ!」 気の小さいバニラは頭を引っ込めた。 ブルウ「しっ!バニラ。なんかすごいのがいるぞ!」 ブルウは背伸びして覗く。 バニラ「なんかって??」恐いよ! ブルウ「静かに!なんかゴワゴワの毛に覆われた四つ足のやつだ。」 ガリレオは赤茶トラの薄汚れた毛皮を、あばらの見える身体にまとった野良猫というのにふさわしい輩だった。 バニラ「えー、バケモノじゃない!」 ブルウとバニラはカゴのなかで小声ではなす。
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