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その日の食事はスライムの塩茹ででしのいで明日を待つ事にした。
火を焚いて夜を過ごす、前の世界にいた時は街灯やらコンビニから漏れる光やらで夜がこんなに暗いとは知らなかったな…。
「なくなって初めて気付くか…まぁそんなもんだよな」
適当に集めて作った葉っぱの寝床に横になる。
明日、あのスライムの干物は出来るだろうか…。
そんなことを考えながら眠りについたのだった。
日が昇ると同時に目が覚める、生活サイクルも随分と変わったな。
目が覚めて身体を軽く動かすとボキボキと体が鳴る、そうして身体を軽く解してから水辺で水を汲んで火にかける。
一度水を沸騰させないとお腹を壊すらしいからな。
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