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「まぁそういうわけじゃ、事情はわかってもらえたかの?」
「まぁ…一応…」
信じたくはないが眼前に広がる雲海のような白い光景を見ては納得せざるおえない。
少し騙されやすいのかもしれないが…。
「それで俺は天国にいけるのか?それとも…」
「それなんじゃがな…まぁ事情があって君にはある世界に転生してもらおうと思っとる…予定の死期より大分早く死んでしまって君を受け入れてくれる場所がないんじゃ」
「へ?天国とか地獄って受け入れとかあるの?」
「当たり前じゃ、でなければ何万という魂を一体どうするんじゃ?」
あの世も意外とシビアなのかもしれない。
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