エピソード3 その日は違った

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やはり目が見えない。 不具合で時空の狭間にでもいるのか? しかし、青世界の人は私が黒世界に行けることも行ってることも知らない。 失明か。悟った。 ドンドンドンドンドンと階段を誰かが駆け上がってくる。 「おいどした!何ぼーっとしてるんだ?。」 そう聞く彼は心配性な、青柳先輩だ。 彼の役割は前線で敵をなぎ倒すこと。 ちなみに私は後ろからスナイパーをしている。 「目が見えなくて、これ夢すかね?」と私が先輩に問掛ける。 「何バカ言ってんだ笑 お前も冗談言うんだな!!」笑ってる。 「もしや本当に言ってるのか?」我に返ったのか、すぐに、先輩の声。 「あ、はい。」と私はうつむいた。
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