プロローグ。

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「はい。」 課長から書類を受け取ると経理課に向かった。 すると下が騒がしかった。 何かしら? 私は、気になって渡り廊下のところから 下を覗き込んだ。 丁度社長が会社に戻って来たようだった。 たくさんの部下や重役を連れて 歩きながら電話で指示を出し 書類のチェックをしていた。 ウチの会社……桐生グループは、 日本だけではなく世界でも活躍をしている 大手会社だ。 それもこの方……桐生社長の力は、大きい。 アメリカの大学を首席で卒業。 他にも何ヵ国の言葉を話せて実力、カリスマ性もあり 何よりイケメン。 優雅でセクシーで、でも俺様なところもあってと 女性から色々と話題になっていた。 とにかくハイスペックだ。 もちろん私も憧れている1人なのだが……。
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