プロローグ。

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「皆様。今日は、参加して下さり 誠にありがとうございます。 私は、指導を担当する松本です。 皆さんと美味しいスイーツを作り 素敵な出会いをして行きましょう」 松本シェフは、ニコッと 笑顔で挨拶してくれた。 中年なのだが穏やかで素敵なシェフだった。 この人が松本シェフか……。 大好きなスイーツを作っている 松本シェフに会えたことに感動をしていると 同じように社長も感動していた。 えっ……? 「あれが、有名な天才パティシエ 松本瑛二シェフか。ぜひ近くで 手解きを頂きたいものだ」 何だか尊敬の眼差しになっていた。 「社長……松本シェフのこと ご存じなんですか?」 私は、ここのお店のケーキが大好きで 写真で見たことがあるぐらいたが するとこちらをギロッと睨んできた。
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