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ゆっくりと、だが確実に深く侵入してくる一真の分身を受け入れながら、光は仰け反った。
眼を硬く閉じ、唇を噛みしめる。
「んッ、く、うぅ」
呻く光の唇に、何かが当たった。
眼を開けて見ると、一真の指が光の口に伸びている。
完全に光の中に没した一真はすぐには動かず、その体を優しく撫で始めた。
「んん……」
光は口元に伸びてきた一真の指を咥え、夢中で舐め、吸った。
そうやって舌を動かしていれば、挿入の衝撃が和らいでくる。
充分に一真の指で遊んだ光は、ようやく大きく息をついた。
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