最初はふっつーにね

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─じゃあ、この中から好きな色を選んで貰おうかな えっと……神埼、篠崎、中田、山口言え 実琴は一番に手を挙げて言った 「赤です!」 だが、次の中田、山口は 「緑と白」を選ぶ 私はと言うと 「赤です」 って答える その後、理由を答えるのが問題だったんだよねえ。 なにしろね 「だってなんとなくきらきらしてるじゃないですか 」 ってのが実琴と私、どっちも思ってるなんてね…… 恥ずかしかった事、恥ずかしかった事……… ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ 「痛いよ~殴らないで!しのちゃ~ん」 「うるさいっ!」 教室から外れた、屋上の扉の前で私は実琴を殴った 「なんで理由被るのよ!恥ずかしかった恥ずかしかった……」 「私だって!」 「でも!」 「でも?はぁ?」 「先生も言ってたじゃん!赤を選んだって事は仲良しだって! 相当強固だって!」 「あ……」 「私達……仲良しなんだよ?ね」 「う、うう………」 私は顔を真っ赤にした。弱くってしょうがない…… 実琴のこう言う攻撃には 「照れちゃって~かわいいの」 「うるさいっ……見ないで」 その時、久しぶりに同性に抱きつかれた。温かかった。 温かかったなあ…… 「ぎゅ~……… (謎のファンサって見えねえよw) おわり (落ちは特に無いww)
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