青い海と突き抜ける空の下で

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一瞬で大きな瞳が開いた うわっ! 怒られるかな… 慌てて唇を離そうとしたとき 手首を掴まれた 【このまま】 ツウィの瞳はそう言ってるように感じた アカン…って こんな至近距離でそんな艶やかな瞳は でも、サナだってオンニやから びびってられへん 唇を離さずに 更におしあてた。 マンネのツウィは 時々大胆な行動をする 私の背中に腕を回して ぐっと引き寄せられた 私たちの体は ぴったりと密着して 胸のあたりは窮屈… ってかつぶれるぅ~ でも、幸せ(笑) 突然ツウィが私を剥がして 「おはようのキスですか?」 (真顔なんやけど) 「だって、ツウィが口をとがらせてキスしようとしてたもん!」 「へっ?」 まぁ、本人は夢の中での行動やもんな ツウィは一瞬で熟れた桃のように 頬がピンクに染まった
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