jealousy

1/8
138人が本棚に入れています
本棚に追加
/429ページ

jealousy

私たちは甘い時間をそう長く過ごせなかった ツウィってマンネやのに 性格的に自立してるというか… 甘えるとかほぼ無縁(苦笑) それでも 昨夜のツウィは男前やった 私の王子様やん でも オンニとしては ツウィが甘えてくれるのを期待してしまう 「あっ、サナオンニ!起きなきゃ」 ベッドのデジタル時計を見ると 集合時間までちょうど一時間… 「ほんと、準備しよか」 って、離れる前に おはようの…ポッポしたい 離れようとするツウィの腕を引っ張って 目で訴えた ツンデレなツウィは 一瞬無視をしかけたけど 「あーーん」(泣) と甘えた声を出すと 照れくさそうに 顔を近づけてきて チュッ… うふふ… やった! でも 直ぐに背中を向けてベッドから降りたし… まっ、いいか(笑) エネルギーチャージできた。 今日は、水着で海での撮影 窓の外は 雲ひとつない突き抜けた青空だった… フルーツと野菜のスムージーで朝食 私はストロベリーテイストで ツウィはバナナテイスト 甘酸っぱくて美味しい 「飲む?」 ツウィは太めのストローに 口をつけてスムージーを吸い上げた 首を縦に2回振って 「美味しい」(笑顔) 直ぐに 持っていた紙コップを 私の口元に近づけてくれた ストローを口でキャッチして 吸い上げたけど さすがにバナナ 思ったより重い… なかなか口まで到達しない 息が続かず ふぁーーーーーっ 「飲めやん~」 「サナオンニ、スムージーが飲めない」(笑) えらいウケてるやん… ツボにハマってるツウィ 「バナナが重いんやん!」(照) すると ツウィは ストローをキャッチして 静かに吸い上げて止めた 「はい」 「きっと飲める」 私は慌てて そのストローをキャッチして 息を吸い上げると… 来たキターーーっ! 無事に バナナテイストの甘いスムージーを味わえた。 「飲めた?」 「ツウィのおかげやん」 「ありがとう」 「いいえ、どういたしまして」 「サナオンニのお世話は任せてください」 含み笑いしてるし… まぁ、当たってる(笑)
/429ページ

最初のコメントを投稿しよう!