第1話 転校生はメビウス

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そう女子生徒は言った。 「ねぇ、スクールアイドル興味ない?」 千歌はそう女子生徒に聞いた。 「あっ、オラは」 女子生徒は方言を言った。 「オラ?」 千歌はそう女子生徒の言葉を聞いて言った。 「あっ、いえ、マルはそういうの苦手で」 そう女子生徒は言った。 するとその後ろに居た女子生徒が何やらじっと千歌の持っていた紙を見ていた。 「興味あるの?」 そう千歌は女子生徒に聞いた。 「ライブとかするんですか?」 女子生徒はそう千歌に聞いた。 「ううん、まだ人数が足りないからこれから探すの。だから貴女も是非!」 千歌はそう女子生徒に触れた。 「へっ!?」 女子生徒の顔は真っ青になった。 「ん?」 千歌は女子生徒の顔を見た。 「ピギャアアアアアア!」 女子生徒は大声で叫び始めた。 「ルビィちゃんは極度の人見知りずら」 女子生徒はそう千歌に言った。 「うぁああああああ!」 木から女子生徒が落ちてきた。 「危ない!」 ミライは走り出して女子生徒をギリギリで受け止めた。 「大丈夫?」 ミライは女子生徒に聞いた。 「は、はい////」 女子生徒は顔を赤らめてそう言った。 「ミライくん!すごかったね」 曜はそうミライに言った。 「いえ、偶然ですよ」 ミライはそう言って女子生徒を地面に下ろした。 「ん?」 ミライは空を見た。 「どうしたの?」 千歌はミライが空を見て聞いた。 「風」
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