第1話 転校生はメビウス

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ミライはそう言って走り出した。 ー内浦の港ーーーー ミライは港から邪悪な風を感じ取っていた。 「ミライくん!どうしたの?」 千歌はそうミライに聞いた。 「やつが来ます!」 ミライはそう言って空をじっと見た。 その時巨大な竜巻から鳥の様な巨大生物が出現した。 「何あれ!」 千歌は奮えながら言った。 「あれは、風ノ魔王獣マガバッサー!」 ミライはそう言ってマガバッサーをじっと見た。 「千歌さん早くここから離れて下さい!」 ミライはそう千歌に言った。 「えっ?」 千歌は奮えながらミライを見た。 「ここは危険です!貴女はこんな場所に居るべきじゃない!」 ミライはそう言ってマガバッサーを見た。 「でも、」 千歌はミライを見た。 ミライはポケットから何かを取り出した。 「セブン兄さん。力を借ります!」 ミライはそう言ってポケットの中の物を投げた。 すると小さなカプセルが光になりカプセル怪獣のミクラスへと変わった。 ミライはミクラスをじっと見た。 「頼むぞ!」 ミライはそうミクラスに言った。 「千歌さん掴まっててください!」 ミライはそう言って千歌を抱き抱えて走り出した。 ーーー避難場所ーーー 千歌を避難場所に送りミライは海に向かって走り出そうとした。 「ミライくん!」 千歌はミライを呼び止めた。 「すみません、仲間が戦ってるんです!助けに行かないと!」 ミライはそう言って走り出した。 ーーー内浦の港ーーー 「ミクラス!」 ミライはマガバッサーと戦うミクラスを見た。 ミクラスはマガバッサーに苦戦しながら戦っていた。 「戻れミクラス!!」 ミライは片手を前に出しミクラスをカプセルに戻した。 「僕がやるしかない!」 ミライは片腕からブレスレットの様な物を出現させた。 「メビウース!!!!」 ミライはブレスレットを左手で触れた瞬間光に包まれた。 そしてウルトラマンメビウスに変身した。 「セア!」 メビウスはマガバッサーに攻撃を仕掛けた。 「ピャアアアアアア!」 マガバッサーはメビウスに翼で攻撃を仕掛けた。 メビウスはそれを両腕で防ぎマガバッサーのボディにキックを撃ち込んだ。 「セア!」 メビウスは少し距離を取りメビウスブレスから弱小光線をマガバッサーの翼に放った。 マガバッサーの翼はそれを喰らい少しボロボロになった。 「フッ!ハァアアアアア!」 メビウスはメビウスブレスを左右に引いて必殺光線メビュームシュートを放った。
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